●ゲッサン 8月号
前回はギャル系雑誌風の特殊印刷が特徴でしたが
今月号では創刊号と同じものに戻ってました(^^;
今月はなぜか唐突に『ザワさん』特集で8話の再掲載までありましたが、
これを読んだら余計に市原編集長代理とあだち充先生が
いいようにやってる雑誌という印象が強まりますね。
創刊号からなんとなく感じていたことなのですが
2人の2人による2人のための雑誌みたいな感じで2人はアツアツなんだけど
他が凍えるぐらい寒いみたいな・・・印象。
今月で目玉の『あずまんが大王』も終わりですし
この雑誌は大丈夫なんだろうか・・・
『とある飛空士への追憶』と伊坂幸太郎でなんとかなれば良いですけど。
というか、そもそもあだち先生は『クロスゲーム』を長期間放り出してまで
何をやってるんだろう。
『アオイホノオ』第15章 島本和彦(ゲッサン/連載)
「もしも漫画持ち込み初心者をびびらずのが目的だったら・・・! やめてくれ!!」
これでかなり笑いました。
奥山豊彦さんでめちゃめちゃ遊びすぎですね(^^;
これ良く掲載できるなと思いますが、
小学館の雑誌で小学館のことをどう描こうと許容範囲なんでしょうね。
対してサンデーの後で持ち込みに行ったジャンプでは
『北斗の拳』の格好をしたMAD・ホーリィさんと、堀江信彦さんほぼ名指しなものの
やはり実名ではないのですね(考えてみりゃ当たり前ですが)
ジャンプは「絵の下手な新人に優しい」「素人っぽさだって売りにしてくれる」
とホノオは語ってますけど80年代のジャンプは確かにこういうイメージでしたね。
いつ頃からか絵の上手い人が集まる雑誌に転換してしまった感がありますけど・・・。
『NO.1 海童』 鳴海アミヤ(ゲッサン/連載) 評価 6/10
「サンデー超」の読切よりは遥かに良くなってますね。
若いからこそ伸びるんでしょうか・・・
これで大学出たての22歳のようですから将来性は十分だと思います。
2006年組は出世頭に
コロコロメインでサンデー超でも描いてる萬屋不死身之介先生がいて
クラサン組では平手将之先生、野田宏先生
ゲッサン組では坂ノ睦先生、高田康太郎先生
までの5人が連載デビューなさっていますが
鳴海アミヤ先生が5人ごぼう抜きで一気に来る可能性もありそうです。
しかし・・それは将来性の話であって
現在では荒削り、1人で勝手に盛り上がっちゃってる感が否めないです。
敵は攻守に独自理論の必殺技を持ったバランスの良いタイプなのに対して
主人公は「No1だ!」とか言ってるだけで魅力に欠けますね。
No1というだけで敵を跳ね返すまでは良いですけど
最後は必殺技というかフィニッシュホールドで決めてもらいたいところでした。
壁にぶちあったとき
師匠みたいな人が出て来て後で修業して覚えるんでも良いですが
ギャグメインな話だと思うので
初めから覚えていた方が都合が良かった気がします。
とにかくフィニッシュホールドがあるかないかでだいぶ印象が違うんじゃないかと。
月刊誌の初回で35ページと遅筆気味なのも気になるところです。
週刊でも50ページ程度はあるものですけどねぇ・・・
来月の新連載がしっかり72ページなのと比べちゃうと余計に気になる差ではあります。
『いつかおまえとジルバを』 横山裕二(ゲッサン/連載) 評価 5/10
ゲッサンルーキーファイルNo.007と、ルーキーに含まれているので
ルーキーと誤魔化すために改名したようですが(穿った見方をすると・・・)
横山専務である程度の実績がありますし
32と歳も歳なのでルーキーではないでしょうね。
連載形式が数ページ1話の構成だったりたまに4コマになったりする
ぐだぐだな猫まんがというと
かつての『ネコなび』を思いだしますが
あれは楽屋落ち漫画になるまえはそれなりに面白かったので
あれ目指しで良いと思います。
個性的な猫の仲間が出てきて話が転がりやすくなってからが本領でしょうね。
恋愛面は掘り下げない方がいいんじゃないかと思います。
恋愛ものは『コイネコ』で十分なんで・・・。
まぁ固有名詞のある人間を出さなければ済む話で当面その心配はないでしょうが。
あと、4コマよりも通常形式の方が作者の魅力が出ていると思うので
4コマなしでやってもらいたい。
今やってるみたいにWEB版は4コマでもいいと思いますが本誌では
ストーリー形式でやってもらいたいです。
『おとめジェノサイド』 森茶(ゲッサン/読切) 評価 3/10
「第1回 GET THE SUN 新人賞」の準グランプリを受賞した
19歳になりたての新鋭の作品とのことです。
受賞して1ヵ月半で無茶な要求で描かされた作品だそうですが
無茶な要求だけあってそれなりと言う感じです。
とにかく雑です。描き殴ったみたいな汚さなのが残念。
中盤以降は力も尽きたようで頭身もバラバラですし
ストーリー漫画としての体をなしてないです。
でも、作者を責めるのは筋違いでしょうね。
一旦凹ましてみたいな育成方針なのかもしれませんが
厳しい条件過ぎた感がありました。
普通は受賞作を手直しして掲載とかなんじゃないかと・・・。
