●ゲッサン10月号までの評価 その1
毎月買っているもののどうしてもおざなりになってしまうゲッサン。
今日で5号目であり、11月からはコミックスが発売されるということで
序盤の総括をすることにします。
今回は11月に発売されるコミックス5タイトルについて
例によってWEB公開がないので買って読むしかないです。
※→は読んだ自分のテンションの変化を表すことにします。
↑↑はテンション大幅アップ、→はテンションの変化なし、↓テンションダウン
『信長協奏曲』 石井あゆみ(ゲッサン/連載) 評価 9/10
6月(42P)↑↑ 7月(44P)↑↑ 8月(44P)↓ 9月(44P)↓ 10月(32P)↑↑
足して206ページなのでコミックスはなんとか今月号まで収録して欲しいです。
9月分で終わっちゃったら次買わない人もいるかもしれませんね。
評価10は基本的につけないことにしてるのですが
限りなく10に近い面白さだと思います。
戦国にタイムスリップして信長になった高校生の破天荒さを
史実を壊さない範囲で、しかも読み切り形式で描けている構成力が素晴らしいと思います。
ここ2ヶ月分は竹千代エロ本と間者藤吉郎の話で
低迷していましたけど、今月号でふっ飛ばしましたね。
そう来たか・・・と思いました。
30年の月日にノスタルジーを感じましたし最初に出会ったのがあなたで良かったと・・・。
絵が池上遼一先生、藤原芳秀先生系の絵で今の売れ線ではないので
コミックスは売れないかもしれませんけど
これが売れないのは不条理だなって思うぐらい面白いです。
『QあんどA』 あだち充(ゲッサン/連載) 評価 6/10
6月(36P)↑↑ 7月(30P)↓ 8月(30P)→ 9月(30P)→ 10月(30P)→
相変わらず公務員みたいな作品。
読めないことはないし、ある程度は面白いですが、特別読みたくはならないのが残念。
高校生の主人公が小学生のアニキの幽霊に振り回されるストーリーですけど
『虹色とうがらし』『いつも美空』の路線なので
それだけでも敬遠する人多いでしょうからねぇ・・・
市原編集長代理と必要以上に仲良しなので裏目に出ちゃってる気がします。
(今月号でも編集長代理を出しちゃってましたし)
内輪で楽しんでいる様子は良く伝わってきますが
雑誌の命運を握る看板作家/看板作品としては物足りないです。
『まねこい』 モリタイシ(ゲッサン/連載) 評価 7/10
6月(34+24P)↑ 7月(20+22P)→ 8月(20+20P)→
9月(20+20P)↑ 10月(18+18P)↑
ドラえもんに当たる存在のモチーフが露骨に市原編集長代理なラブコメでしたけど、
回を重ねるごとにドラえもん?の印象が薄くなっていきます。
今回はドラえもん?のサービスシーン・・を挟んでいましたけど
それぐらいしか出番もなく。
逆に麻丘めぐみ風で古風さがイマイチだったヒロインは
回を重ねて主人公と喋るようになって上手く馴染んできたような気がします。
カラオケで麻丘めぐみを歌っているので
麻丘めぐみをモチーフにしたのは確定でいいのでしょうね。
ラブコメとしてベタな方向に進んでいますが
萌え・・とかそういうコア層を狙っているわけでもなく
ピンポイントな部分をついているわけじゃないので
比較的誰にでも楽しめる作品になってるんじゃないかと。
『月の蛇~水滸伝異聞~』 中道裕大(ゲッサン/連載) 評価 6/10
6月(62P)↑ 7月(59P)↓ 8月(60P)↓ 9月(42P)→ 10月(42P)↑↑
『水滸伝』の好漢を次々と殺していく者たちが主人公のいわゆるバトル漫画。
作中で既に周通→李忠→薛永→穆弘→蔡福の5人が殺されました。
ゲッサンでもトップクラスにページ数の多い連載作品ですが
本格的に物語が動いたのが今月号なんですよね・・・
主人公一行の“1活躍→2目的→3性格”と3号分掛けてゆっくりやった挙句
今、起承転結の起の部分を3号(おそらく)掛けてゆっくり
やっているところなのでテンポの悪さは否めないです。
まるで週刊でやることをそのまま月刊でやってるような状態ですが、
週刊作家としての癖が抜けなかったんでしょうかね。
コマ割りもそれに比例して
見開き、ページ1コマも多用されている上に基本的に大ゴマ連発で中身がないですが
これも週刊だからこそ許されるんじゃないかと・・・。
そんなですから前の4話で読むのやめた人も多いでしょうが
5話目となる今回でやっと話が動いた感があるのでこれから巻き返して頂きたいです。
スロースターターが多いのもサンデー系作家の特徴ですから
一度火がついたら期待できるんじゃないでしょうか。
『ハレルヤオーバードライブ!』 高田康太郎(ゲッサン/連載) 評価 5/10
7月(43P)↑ 8月(34P)↓ 9月(32P)→ 10月(32P)→
11月発売でページ数足りるんですかね・・・。
『メタりか エピソードゼロ』と11月号足してギリギリでしょうか
音楽の力で彼女をゲット!・・みたいな導入から
本格的に音楽をやり始めるストーリーだと思われますが
今のところはどうも音楽が置いてきぼりになっている感があります。
かと言って2話目のようにギターどうのこうのだけで
34Pを使ってしまうのは誰が得するのかと思ってしまいますが
とにかくどう転ばせても上手く行ってない気がします。
華はあると思うので雑誌としてプッシュされる理由は分かりますけど
キャラや絵が活き活きとしているようでしてないのが現状じゃないかと。
